昔、

「私は鉛筆一本を握りしめて夜の荒野に立ちつくしている気分だ。森からは狼の遠吠えが聞こえる」
 
みたいなことを書いたことがあるんだけど
今もやっぱり同じだなって思います。

ここ数年、人生迷路で迷子になってましたけど
やっぱり「文章を書く」ところに戻ってきてしまいました。

最近、子どもが小学校にあがったので、
お母さんたちに自己紹介するシーンが多い。
「ライターです」
って言ったら
「すごいですね」
って言われることもあるけど、全然すごくない。

それ以外のことが出来ないから
出来ることをやってるだけなんです。 

若い頃は、世界的なピアニストになるつもりだったから
5歳から18歳まで、ただひたすらピアノを弾いてた人生でした。
だから、勉強は、普通の人に比べたら全然やってないレベルだと思う。
だから、もちろんライターになるための強化訓練なんてのも一度もやってない。当然メソッドも知らない。

でも、
小学2年生のときに灰谷健次郎さんの「兎の目」に衝撃を受けて以来
本だけはたくさん読んでたんです。

身体の中に文章が一杯つまって
そのうち、自然に身体から文章が流れ出るようになって
賞もいくつか頂いて。(中学〜高校のとき)
特に意識せずとも常に文章だけは書き続けてたんです。 

私は、人の資質って
幼い頃にある程度決まってるんじゃないかなって思うんです。

だって、1日12時間ピアノを弾き続けても、何も起こらなかったんですよ。
でも、ライターにはなれたんですよ?

不思議ですよね。